自動車保険はまとめると通常安くなりますが、改名後に名前が合わないと保険金請求に影響します
結婚後に自動車保険をまとめると、たいていの場合は安くなります。でも、ここで本当に気をつけたいのはどれくらい安くなるかではなく、名前の表記が揃っているかどうかです。
まとめることで通常は保険料が安くなります
複数台割引に加えて既婚ステータスが適用され、まとめた後は 10–25% 安くなるのが一般的です。
注意したいのは、これが保険会社が独自に設定している料率で、法律で決められたものではないということです。各社の割引の仕組みは少しずつ異なるため、実際の費用は見積もり次第です。なのでまとめる前に、今の保険会社に電話して「配偶者を追加してください」と言うだけで済ませず、いくつか比較してみる価値は大いにありますよ。
ちなみに、配偶者の方の運転記録があまり良くない(事故や違反がある)場合、まとめた後にかえって高くなってしまうこともあります。このような場合は別々に加入するのが正解です。事前にしっかり確認してから決めましょう。
本当のリスク:名前の不一致
改名後は、自動車保険の証券上の名前も運転免許証と一致させる必要があります。
運転免許証を新しい名前に変更したのに保険証券が旧姓のままだと、保険金請求の際に問題が生じる可能性があります。保険会社から「この保険は誰を保障しているのか」と疑われてしまうかもしれません。事故の直後はただでさえ対応で大変なのですから、余計なトラブルは増やしたくないですよね。
ですので、正しい順番はこうなります:SSA → DMV で新しい運転免許証を取得 → その後に保険の名義変更(チェックリストの第 11、12 項を参照)。
車両の名義変更
車を2人の共有名義にする場合や、一方からもう一方へ名義を変更する場合は次の通りです:
- 行って DMV で名義変更手続きをする
- 名義変更手数料の相場は $15–$100で、州によって異なります
- 配偶者間の名義変更は多くの州で非課税や税の優遇措置がありますが、事前にしっかり確認しておきましょう
注意点:車のローンがまだ残っている場合は、名義変更の前にまずローン会社へ確認してくださいねこれは不動産の名義追加の時に出てくる due-on-sale と似たような仕組みですね(リストの 60 番をご覧ください)。
名義変更をするべき?
必ずしも必要ではありません。自動車保険なら、所有権を変えなくても配偶者を additional driver として追加できますよ。
名義変更をする理由はだいたいこんな感じです:
- どちらかが亡くなった時に相続手続きを省ける
- 経済的な結びつきの証拠にするため(移民申請で必要な場合は、リストの 22 番をご覧ください)
ただ、車は価値が下がるのが早く金額もそれほど大きくないため、移民申請の証拠としての重みは共同口座や共同賃貸契約に比べるとずっと低いです。証拠のためだけにわざわざ名義変更をするのは、あまりコスパが良くないですね。
ついでに更新するもの
- 住所書き換え後:一緒に住むようになったら、保険料は新しい住所に基づいて再計算されますよ。
- 年間走行距離書き換え後:おふたりで相乗りするようになったら、保険料が安くなる可能性がありますし、これも料率に影響してきますよ。
- 受取人書き換え後:自動車保険自体には受取人はいませんが、ついでに他のすべての保険の受取人も確認しておくといいですよ(リスト第 19 項を参照)。
一言メモ
保険をまとめる前に改めて見積もりを比較し、免許証の変更を済ませてから保険を変更しましょう。配偶者の方の運転記録があまり良くない場合は、別々で契約した方がかえって安く済むこともありますよ。