家族写真のリストは長ければよいものではありません:20 組で 40 分が消えます
Shot list はカメラマン向けの必撮リストです。大切な場面の撮り逃しを防ぐためのものですが、実は時間の罠にもなりやすいんです。
3つのパート
1. 家族写真の組み合わせリスト
必要なのは、具体的な組み合わせを明記することです。例えば「新郎+父母+祖父母」のように書き、「家人合照」と書くのは避けましょう。
カメラマンはご家族のお顔を知らないので、「家人」という指示ではどう撮影していいか分かりません。
2. 小物・ディテール
指輪、招待状、ドレス吊り下げ、靴、ブーケ、テーブル装花、ケーキなどです。これらは通常お支度の時間に撮影するので、みんなの時間を取ることもありません。
3. 絶対に撮っておきたい瞬間
first look、入場、誓いの言葉、指輪交換、キス、奉茶(お茶出しの儀式)、ケーキカット、first dance。
奉茶の項目は絶対に書いておいてくださいね。アメリカ系のカメラマンは撮影経験がないことも多く、どの瞬間が決定的なシャッターチャンスなのか(お茶を渡す瞬間、年長者が受け取った表情、お祝儀を渡す仕草など。リストの第 43 項を参照)分かっていないことがあります。
時間の落とし穴
20 グループの家族集合写真は 40 分以上かかりますよ。
1 グループごとに、声をかける、全員揃うのを待つ、並び順を決める、数枚撮る、次のグループへ交代する、という流れになります。平均して 2 分は確実にかかりますし、途中で誰かがどこかへいなくなって探し直す羽目になることも絶対にありますからね。
そして、この 40 分の間、新郎新婦は会場にまったくいない状態になってしまいます。ゲストはあなたたちを待っていて、冷たい前菜はすでに出され、せっかくの盛り上がりも冷めていってしまいますよ。
10–15 組くらいに抑えておくのがおすすめですよ。
本当の鍵は「呼び出し担当」を 1 人決めておくことです。
正直、リストそのものよりもこれが一番大切なんです。
新郎新婦両方の親戚に詳しい人に、呼び出し役をお願いしましょう。おばさんや叔父さん、いとこあたりにお願いするのが定番ですね。その人にリストを持ってもらい、カメラマンが前のグループを撮影している間に、次のグループを近くに呼んで待機させておいてもらいましょう。
この担当がいないと、こんな流れになってしまいます:カメラマンが「次は誰を撮りますか?」と聞く → 新人が思い出せない → 誰かが探しに走る → 見つかった時には、また別のグループがどこかへ行ってしまっている。
中華圏の結婚式ではこの項目が特に重要です。親戚が多くて親族関係も複雑ですし、お互いをあまりよく知らない人も少なくないからです。(リストの 39 項目目を参照)
撮影グループ数をキュッとまとめるコツ
使うのは「重ね合わせ法」:一番人数の多い組み合わせからスタートして、少しずつ人数を減らしていくスタイルです。これなら毎回みんなを呼び集め直さずに済みますよ。
全員集合写真 → 両家の長輩 → 新郎家全員 → 新郎+ご両親+祖父母 → 新郎+ご両親 → 新婦側に交代…
これなら1組撮り終わるごとに何人かに抜けてもらうだけで済むので、わざわざ声をかけて呼び直す必要がありません。
リストは誰に渡せばいい?
3部用意します:カメラマン、ベストマン/メイド・オブ・オナー、名前を呼び出す役の親戚。メッセージだけで済ませず、紙の印刷物で用意しましょう。
一言で言うと
10–15組に抑えて、積み上げ方式で並び順を整え、親戚の顔がわかる人にリストを持たせて名前を呼んでもらいましょう。