招待客が携帯電話を掲げてレンズを塞ぐ:写真家から最もよく聞く苦情です
数千ドルも払ってプロのカメラマンを頼んだのに、あなたがバージンロードを歩くまさにその瞬間、前列の親戚が急に立ち上がってスマホで撮影を始め、結局写真にはそのスマホしか写っていない……なんてことになってしまいます。
これは写真の業界で最もよく聞く苦情であり、しかも完全に避けられます。
アンプラグドの式
式の間は携帯電話をしまってもらう、という意味です。やり方はこうです。
- 進行表に書くこんな言い方を参考にしてみてください。「この瞬間を目で見届けていただきたいので、式の間は携帯電話をおしまいください。プロの写真は皆さまと共有します」(チェックリスト第 108 項参照)
- MC が開会のときに一度はっきり言うこの言い方が一番効果的です。現場にいる全員にしっかり聞こえるからです。
- 入口に小さな案内板を置く
三つとも行うのが最も効果的です。ひとつ目(進行表)だけでは、たいてい誰も読みません。
理由を添えて伝えること
ゲストにただ「撮影禁止」とだけ言わないでください。規則のように聞こえてしまうので、理由もちゃんと伝えましょう。
「プロの写真は皆さまと共有しますので、この十五分は携帯電話を置いて、私たちと一緒にこの場にいてください」
中華系のゲストには特にこの一言が必要です。年配の方が写真を撮る動機は「記録を残したいから」だからです。後でプロの写真が共有されると分かれば、自分で撮る必要はなくなります。
そして式の間だけその後の披露宴や集合写真の撮影は大歓迎だと伝えれば、みんなも全面的に禁止されたと感じずに済みます。
ほかに決める三つのこと
1. ハッシュタグを設けるか
設けるなら進行表と席札に印刷します。ただし心づもりを。ハッシュタグの利用率はたいてい期待より低く、年長者は使いません。
2. 写りたくない招待客
写真がネットに出るのを望まない人がいます。仕事の性質、個人の私生活、家庭の事情など理由はさまざまです。
やり方は、事前にひとこと尋ね、公開する写真に出さないでほしい人を写真家に伝えることです。ごく普通の依頼で、写真家は対応してくれます。
3. 写真家の作品公開の権利
これは契約の条項です(チェックリスト第 25 項参照)。あなたたちの写真をウェブサイト、SNS、コンテストに使ってよいか。
多くのカメラマンの標準契約は基本的に問題ありません。もし写真を公開してほしくないなら、写真が出てきてからではなく、契約する段階で明確に伝えておきましょう。
式の後
写真を公開する前に少し考えてください。他人の子どもが写っていないか、写りたくない招待客がいないか。基本的な思いやりであり、後から削除するほうが最初から出さないよりずっと面倒です。
ひとことで言うと
アンプラグドにするなら進行表、MC の開会、入口の案内板の三か所で言うこと。そして「式の間だけ」「プロの写真は共有する」と説明してください。