配偶者グリーンカード最初の分岐:国内にいれば I-485、海外にいれば領事館
配偶者グリーンカードへの道は1つではなく、2つあります。間違えてしまうと、準備する書類や必要な時間、費用も違ってくるので、まずはご自身がどちらに当てはまるかを確認することから始めましょう。
判断基準はたった1つだけです。
外国籍の配偶者の方が、現在どこにいるかです。
配偶者の方がすでにアメリカ国内にいる場合
進む手続き: Adjustment of Status(国内でのステータス調整):
- I-130(親族移民申請)+ I-485(ステータス調整)同時に提出できます
- 審査期間中はアメリカ国内に滞在します
- 就労許可(EAD)と渡航許可(Advance Parole)も同時に申請できます(リスト第 121 項を参照)
- 最後に現地の USCIS field office で面接を受けます(リスト第 118 項を参照)
配偶者が海外にいる場合
〜で進めます Consular Processing(領事館手続き):
- まずI-130を提出して、承認されるのを待ちます
- 承認されたらケースはNVCに送られ、そこから現地の米国大使館や領事館へ引き継がれます
- 現地の海外で面接を受けます
- 移民ビザを取得して入国すれば、グリーンカードは後から届きます
2つのルートの具体的な違い
| 米国内でのステータス調整(I-485) | 領事館手続き | |
|---|---|---|
| 申請書類の提出方法 | I-130 + I-485 は同時提出可能 | まずI-130を提出し、承認後に次の手続きへ |
| 待機期間中の滞在場所 | アメリカ国内 | 海外 |
| 期間中に就労できるか | EADを申請できます | 該当しません |
| 期間中に海外へ出られるかどうか | Advance Parole が必要です。ないと申請を放棄したとみなされます | もともと海外にいる場合 |
| 面接の場所 | 現地の USCIS | 海外の大使館や領事館 |
なぜ書類を準備する前にまず確認が必要なのか
2つのルートでは必要な申請書も費用も異なり、手続きにかかる期間も大きく違います。どちらのルートを進めるかあらかじめ確認しておけば、次のような事態を防げます:
- ネットにあった別のルートのチェックリスト通りに準備して、書類が足りなくなってしまう
- 間違ったスケジュール感で仕事や賃貸契約、生活の準備を進めてしまう
- かかる総費用を計算し間違えてしまう
まだ結婚していない場合の3つ目のケース
外国籍のパートナーが海外にいて、お二人がまだ結婚していない場合、K-1 婚約者ビザという選択肢もあります(リスト第 71 項を参照):先に入国し、90 日以内に結婚、それから I-485 を提出します。
でも、もしすでにご結婚されているなら、K-1 は考えずに直接 I-130 で進めましょうね。
共通する部分
どちらのルートを選んでも、このあたりは同じですよ:
- 核心となる書類(I-130、I-130A、I-864 など、リストの 21 番目をご覧ください)
- 婚姻の真実性を示す証拠(リストの 22 番目をご覧ください)。これは結婚した初日から集め始めてくださいね。
- 移民健診 I-693(リストの 117 番目をご覧ください)
- もし結婚して 2 年未満なら、取得できるのは条件付きグリーンカードになります。2 年後には I-751 の手続きも待っていますよ(リストの 119 番目をご覧ください)
費用
USCISはあえてフォームのページに個別の金額を記載していません。ぜひ公式の試算ツールを使って、あなたの手続きルートの総額を計算してみてください。
一言でまとめると
まずは配偶者の方がどこにいるかを確認してから進むルートを決めましょう。すでに結婚しているなら、K-1には手を出さないようにしましょう。