裁判所での結婚手続の全体:五つの段階と二つの制約
式を挙げず法律上の手続だけを済ませるなら、全体はこの五段階です。合計で一般に $50 から $300(license と式を含む)。かかる時間の大半は待ち時間と行列です。
五つの段階
- 予約county clerk の公式サイトから直接予約すれば大丈夫です。人気の日は埋まりやすい郡もあるので、一〜二週間前に予約しておく必要があります。
- license の申請二人とも直接出向く必要があり、ID の原本と現金または小切手を忘れずに持参してください(チェックリスト第 4 項参照)。
- 規定の待機期間カリフォルニアには待機期間がなく受け取ったらすぐ使えますが、1〜3 日待つ必要がある州もあります(チェックリスト第 3 項参照)。
- 裁判所での式これは公證儀式(civil ceremony)で、所要時間はだいたい 10〜15 分ほどです。
- certified copy の受け取り儀式が終わってから 2〜6 週間ほどで申請できるので、一度に 3〜5 通まとめて申請するのがおすすめです(チェックリスト第 10 項参照)。
申請と式を同じ日に済ませられる郡もあれば(待機期間がない場合)、二度出向く郡もあります。予約のときに確認してください。
制約その一:平日の業務時間のみ
多くの裁判所は平日しか扱わず、しかも枠が限られています。つまり:
- 二人とも休みを取る必要があります
- 人気の日(バレンタインデーやぞろ目の日付など)はより早く予約が必要です
- 思い立って「今日結婚しに行こう」はたいてい通りません
制約その二:服装
厳密な規定はありませんが、あまりに軽装だと着替えを求められることがあります。短パン、サンダル、タンクトップがよくある理由です。
正式な場に出るような服装で大丈夫です。当日は写真も撮るので、後からあの日の服装がカジュアルすぎたと悔やむ人も少なくありません。
当日持っていくもの
- ID の原本
- 証人(州によります。カリフォルニアの public license では 1 名)
- 現金または小切手多くの郡のオフィスではクレジットカードが使えません。
- 30 分前に到着すること現地に着いたらセキュリティチェックを受け、正しいオフィスを少し探す必要があります(チェックリスト第 8 項参照)。
この経路が向く人
- 式を挙げたくない人この二つは法律上まったく同じで、何の差もありません。
- 移民の日程が急ぐ人まず法律上の結婚を済ませてしまえば I-130 の手続を進められるので、結婚式の日まで待つ必要はありません。
- K-1 ビザで入国した人90 日は厳格な期限ですので、まずは公證登記を済ませておきましょう(チェックリスト第 71 項参照)。
- デスティネーションウェディングを予定する人国外で挙げた式が米国で自動的に法的効力を持つとは限らないので、先に米国で登録を済ませるのが一番確実です(チェックリスト第 124 項参照)。
- 後で大きな式を挙げる人法律上の手続きと結婚式を分けておけば、式の当日に license がしっかり署名されて返送されたかを心配せずに済みます。
先に話し合っておくべきこと
「先に手続を済ませ、後で式を挙げる」つもりなら、法律上の結婚日は手続をした日です。以後のすべての書類、納税申告、移民の書類にはその日付を書きます。
この件は双方の家族にあらかじめ伝えておきましょう。後になって「結婚記念日はいつか」の認識が食い違うのを避けるためです(ちょっとしたことですが、はっきりさせておいたほうが安心です)。
ひとことで言うと
五段階のうち詰まりやすいのは予約と待機期間です。服装は少し正式に。その日も写真を撮るのですから。