式を挙げただけでは結婚ではありません:司式者が license を返送しなければ、法律上あなたはまだ独身です
このチェックリストで最も多くの人が見落とす一歩であり、しかも見落とした人はたいていすぐには気づきません。
婚姻はどう成立するのか
米国であなたたちを「式を挙げた」から「法律上の配偶者」へ変えるのは、誓いの言葉でも招待客の立会いでもなく、郡へ返送されて登録される一通の書類です。流れはこうです。marriage license を受け取る → 式を挙げる → 司式者(officiant)が license に署名し、必要なら証人も署名する → 司式者がその書類を発行した county へ返送する → 郡が登録し、婚姻が正式に成立します。
最後の二段階はあなたの手にありません。式を終えて新婚旅行へ飛び立つとき、あの紙はまだ他人の鞄の中です。
期限はとても短いのです
多くの郡が式の後 10 日以内の返送を求めますが、より短い郡もあれば、ややゆるい郡もあります。この日数は各郡独自で規定しているもので、費用や待機期間と同じく全国統一の答えはありません。当初 license を発行してもらった county の規定を必ず確認してくださいね。
四つの失敗の仕方
- 送り忘れる。 とくに友人が司式者を務めた場合です。その日は楽しく、写真もたくさん撮り、そしてあの紙は引き出物と一緒に箱にしまわれます。
- 郵送で紛失する。 法的文書を追跡番号なしの普通郵便で送った場合です。
- 記入の誤りで返却される。 署名が枠からはみ出す、日付を間違える、証人の欄が空白。郡は返却しますが、誰に返すのか。あなたではなく司式者にです。
- 司式者の資格が足りない。 司式者にその郡での事前登録を求める郡があり、友人がオンラインで証明を取っただけでは足りません。書類は届いても登録できません。
この四つに共通するのは、誰もあなたに知らせないことです。郡が電話で「あなたたちの婚姻は登録できませんでした」と言うことはありません。彼らのシステムでは、そもそも起きていないことだからです。
いつ気づくのか
たいていは数か月後、結婚証明が必要になったその瞬間です。配偶者グリーンカードの申請、SSA での改名、確定申告のステータス変更、保険への配偶者追加などですね。いざ certified copy を申請しに行ったら、郡政府に記録がないと言われてしまうのです。
その時点での立て直しは不可能ではありませんが、司式者を探し直し、署名し直し、場合によっては license を取り直すことになります(もとの一枚は 90 日の有効期間をとうに過ぎています)。その間に「既婚」を前提として出したすべての書類も、やり直しです。
正しいやり方:自分で確認する
これを司式者の仕事ではなく、自分のやることとして扱ってください。
- 式の当日に司式者と確認します。どの住所へ送るか、期限は何日か、どの方法で送るかを把握しているか。可能なら追跡番号のつく方法で送ってもらい、その番号を受け取ってください。
- 式の 2 週間後に、電話か county recorder のサイトで照会し、記録ができていることを確認します。
- 確認してから certified copy を申請します(チェックリスト第 10 項参照。3〜5 通まとめてが推奨です)。エンボス印のあるあの証明書を手にして、ようやく本当に結婚が終わったといえます。
ひとことで言うと
式が終わった瞬間にあなたが完了したのは、あくまで儀式です。婚姻はあの紙が郡政府へ戻って初めて成立します。そしてその紙は今あなたの手元にないのですから、ご自身で追いかけなければなりません。