WE LIVE IN USA

結婚後の姓名は license を申請するその瞬間に決めます:逃せば裁判所へ行くことになります

アメリカで結婚するとき、改名にかかるコストの差はきわめて大きく、その差を決めるのはとても短い時間です。二人が county clerk の窓口に座り、marriage license の申請書を記入するあの十分です。

用紙のあの欄

marriage license の申請書には、結婚後にどの姓名を使うかを尋ねる欄があります。その場で記入しておけば、発行された結婚証明書(certified copy)を持ってそのままスムーズに手続きを進められます。まずはソーシャルセキュリティカード、次に運転免許証、最後にパスポートです。このルートのどこでも「なぜ改名できるのか」と聞かれることはありません。その証明書自体が法的な根拠だからです。

その場で空欄にし、後になって変えたいと思った場合、多くの州の答えはこうです。裁判所へ行き、改名の Court Order を申し立ててください。それは別の手続で、申立書を出し、費用を払い、州によっては公告の掲載まで求められ、待機期間は月単位です。同じ一つのことが、一方は無料で license の費用に含まれ、もう一方は弁護士費用と手数料と数か月です。

なぜ空欄にしてしまうのか

みんな改名できること自体は知っているのですが、その瞬間は頭の中が別のことでいっぱいになっているだけなんです。license を申請する日、二人の注意はたいてい書類の準備や式の日に間に合うかの日付計算に向いていて、姓名の欄はまるで「後で考えればいい」場所のように見えてしまいます。さらに当時は夫の姓にするか決めていない人も多く、そのまま空欄で提出してしまうのです。

より確実な方法はこうです。少しでも改名する可能性があるなら、先に書いておくこと。記入したからといって必ず使わなければならないわけではありません。証明書に新しい姓名が書かれていても、SSN や免許証を変えなければ、実務上あなたは元の名前のままです。逆に最初から書かないでおくと大変です。後からこの近道を使うことはできなくなります。

どう変えられるのか

州によって認められる組み合わせは完全には同じではありませんが、よくあるのは次のものです。配偶者の姓に変える。もとの姓をミドルネームにして配偶者の姓を加える。二つの姓を合わせて複合姓にする(ハイフンを認める州もあれば、認めない州もあります)。注意すべきは、「二人のもとの姓とまったく関係のない新しい姓を創る」ことは通常 marriage license の範囲外で、やはり裁判所を通すことになる点です。

またこの欄は配偶者双方のためのもので、女性側だけのものではありません。男性側が姓を変える場合も、二人とも変える場合も、同じくここに記入します。

記入した後の順序を乱さないこと

certified copy を受け取ったら、最初に行くのは必ず Social Security Administration であって、DMV でもパスポートでもありません。DMV もパスポート機関も SSA のデータベースを照会するので、SSA 側が未更新なら DMV へ行っても無駄足になります。SSA に提出してからも連邦データベースへの同期に一〜二日かかり、早く行きすぎればやはり止められます。

新婚旅行に直結することがもうひとつあります。航空券の氏名は、出発当日に手元にあるパスポートと一致していなければなりません。改名後のパスポートは六〜十二週間かかり、新婚旅行の航空券はたいていとうに予約済みです。ですから航空券は必ず「パスポートに現在ある名前」で取り、新しい姓名を使わないでください。これはこのチェックリストで最も新婚旅行を壊しやすい一点です。

ひとことで言うと

人生で改名が最も簡単に済む機会は、窓口でのあの十分です。迷うなら、先に記入しておいてください。

← チェックリストに戻る