Venue coordinator が見ているのは会場であって、あなたの式ではありません
会場と契約するとき、営業担当はよく「コーディネーターを一人お付けします」と言います。それを聞いてチェックリスト第 24 項の当日のコーディネーターを消してしまう人が多くいます。
それがこのリストで最も高くつく誤解です。
その人が担うこと
Venue coordinator が責任を負う相手は会場です。
- 開場と閉場
- テーブルと椅子の配置
- 会場の規則(音量、終了時刻、消防、キャンドルの可否)
- 清掃
- 会場自体の設備と人員の采配
これらはとてもよくやってくれます。それが仕事だからです。
その人が担わないこと
- あなたの業者は管理しませんフォトグラファーが遅れても、フローリストが出入口を見つけられなくても、それはその人の仕事ではありません。
- あなたの timeline は作りませんその人が管理するのは会場の作業スケジュールであって、あなたの結婚式の進行ではありません。
- 進行は扱いません誰が何時に入場するか、スピーチの順番、お茶の儀式をどこに入れるか、どれもその人の担当ではありません。
- あなたの窓口にはなりません業者は何か問題があってもその人には連絡しません。
そしてとても現実的な点があります。その人は会場の従業員であって、あなたの側の人ではありません。あなたの要望が会場の規則と衝突すれば、立場は会場の側です。
二つの問いで真相が分かります
「当日の timeline を作ってくれますか」
「当日、私の写真家と装花の担当に連絡してくれますか」
答えが「それはご自身で対応いただきます」なら、必要な人はまだ見つかっていません。
もうひとつ重ねて聞けます。「当日は最初から最後まで在席しますか。それとも特定の時間帯だけですか」会場のコーディネーターは同時に複数の催しを見ていたり、引き継ぎの前後だけを担当したりすることが多いのです。
当日のコーディネーターがいない結果
あの二、三十本の電話と十数の業者の質問は、誰か一人のところへ集まります。その人を指名していなければ、その人は二人自身です。
あなたは衣装のまま舞台裏で電話に出て、厨房を急かし、遅れて来た親族の席を手配します。顔を上げたときには披露宴の半分が過ぎています。
だからこそチェックリスト第 24 項はこう言うのです。予算が限られるなら、プランナーを削ってもコーディネーターは削らないことと。
両者は共存できます
そしてこのふたりは共存させるべきです。あなたのコーディネーターは式の前に会場のコーディネーターへ自分から連絡し、双方のスケジュールを揃えます。それこそが彼らの仕事のひとつです。
あなたにとっては、会場と業者を同時に管理するのではなく、一人と話せばよいということです。
中国語圏の式ではとくに必要です
進行にお茶の儀式があり、二言語の要素があり、家族写真が大量にあるなら(チェックリスト第 43 項、第 44 項、第 105 項参照)、会場のコーディネーターはそれが何で、どれだけ時間がかかり、何を用意すべきかを知りません。
あなたにはこの式を理解している人が必要です。
ひとことで言うと
あの二つを聞いてください。答えが「ご自身で対応を」なら、当日のコーディネーターの費用はやはり必要です。