日取り、予算、人数は一緒に決めます:会場に先に惚れ込むのが破綻の始まりです
式の準備の第一歩は会場探しではなく、三つの数字を同時に確定させることです。この三つは結びついていて、ひとつを動かせば他の二つも動きます。
三角の関係
- 人数が会場の大きさを決めます:120 人と 60 人では、選べる会場がまったく別のリストになります
- 会場が予算を決めます:会場と料理で総予算の半分を使うのが普通です
- 予算が逆に人数を制限します:招待客が一人増えるたびに、食事一人分、席一つ、引き出物一つが増えます
ですから「まずどれかを決めて、他は後で」ということはありません。三つを一緒に試算し、三方が妥当になるまで続けるしかないのです。
最もよくある破綻の始まり
会場に先に惚れ込み、それから予算を計算すること。
流れはたいていこうです。週末に美しい会場を見に行き、その場で説得され、手付金を払う。家に帰ってから、その会場の最低利用額(minimum spend)のせいで 150 人を招かなければならないと気づく。もともと招くつもりだったのは 80 人でした。そこで名簿が水増しされ、予算も破綻します。
会場の手付金はたいてい返ってきません。この段階で、調整の余地は失われています。
正しい順序
- まず招待客の名簿を書く実際に名前を書き出してください。「だいたい百人」と感覚で言わないこと。書き出すとたいてい想像より多いと分かります。
- 総予算の上限を決める誰がいくら出すかも含めて、この件は早くはっきりさせるほどよいものです。
- 人数 × 一人あたりの費用で概算する全米平均で一人あたりの飲食コストはおよそ $120 から $150 起点となるので、まずはこの数字を基準として押さえておくといいでしょう。
- それから会場を見に行く。しかも「人数は X、予算の上限は Y です」と伝えて尋ねます
日取りの梃子が最も大きい
三つの数字のうち、最もお金に換えやすいのは日取りです。繁忙期(5〜10 月)に土曜という組み合わせが最も高く、冬、金曜か日曜なら 20〜30% 節約できることがよくあります。
予算が厳しいなら、日程を変えるほうがどの単一項目を削るより効果的ですし、結婚式が寒酸に見えることもありません。
ただし逆向きの制約に注意してください。日取りが決まれば、「必ず早く押さえる三つ」(会場、写真家、ヘアメイク)の空き状況に影響します。人気の日は一年前になくなります(チェックリスト第 34 項参照)。
招待客の名簿を階層に分ける技
名簿を書き出すと予算を超えるのは普通のことです。そこで直接削るのではなく、階層に分けます。
- A 層:必ず招く
- B 層:席が空いたら招く
- C 層:報告だけ、招待はしない
B 層の招待状は A 層の RSVP が返ってから送りますが、遅すぎてはいけません(チェックリスト第 48 項参照)。こうすれば実際の出席率で余地を取り戻せ、最初から角を立てずに済みます。
ひとことで言うと
まず名簿、次に予算、最後に会場。順序を逆にした代償は、返ってこない手付金と水増しされた名簿です。