Room block の契約には二種類あります:間違えたほうを結ぶと、埋まらない分で数千ドルを負担します
宿と団体の料金を交渉するのは客の便宜のためです。ですが契約には二種類あり、片方はあなたに危険を負わせます。
二つの契約
Courtesy block(こちらを優先してください)
宿があなたの客のために一定数の部屋を取り置き、交渉した価格で出します。埋まらなくても罰はありません誰も予約しなければそのまま釋出されるだけで、あなたが何の責任を負う必要もありません。
Guaranteed block
一定の数が埋まることをあなたが保証します。埋まらなければ、その差額を新郎新婦が負担します。
30室を保証して実際は15室しか埋まらなければ、残る15室分はあなたが支払うことになります。一泊$200で計算すれば$3,000、しかも一泊だけで済むとは限りません。
契約の前に必ず聞くひとこと
「これは courtesy block ですか、guaranteed block ですか」
契約の条項にははっきり書いてありますが、使われる言葉が「attrition clause」「minimum room night commitment」といった専門の用語かもしれず、わざわざ聞かなければ読み飛ばしやすいのです。
guaranteed block を結んで埋まらなければ、数千ドルを弁償することになりかねません。
いつ交渉するか
式の 6〜8 か月前です。遅すぎれば、良い宿にはまとまった部屋を取り置く余地がもう残っていません。
華人の式に特有の事情
台湾の親族の宿の要り方は米国の客と違います
- 滞在が長い親戚や友人は十数時間も飛んで来るので、たいてい二泊だけで帰ることはなく、一〜二週間滞在することもよくあります。
- 親戚の家に泊まるかもしれません中華系の家庭は互いに泊め合うことが多いので、room block の実際の利用率は予想より低くなりがちです。
- 価格の感じ方が違います年配の方にとって「一泊二百ドル超」は少し受け入れにくいかもしれません。
この三つを合わせた結論はこうです。room block の需要を高く見積もらないこと。まして guaranteed block は避けるべきです。
あわせてできる二つのこと
- いくつかの価格帯を示すことメインのホテルのほかに近くのお手頃な選択肢も載せておくと親切です。年配の方や若い親戚にはこちらのほうがありがたいかもしれません。
- 交通の案内をはっきり書くことホテルから会場までの行き方や送迎の有無を明記しておきましょう(リスト第97項参照)。飛行機を降りたばかりで運転もできず土地勘もない親友や親族には、これが一番助かります。
案内をどこに置くか
宿と交通の案内は招待状と結婚式のウェブサイトウェブサイトにも忘れずに載せておきましょう(リスト第37・95項参照)。ゲストは航空券を取るタイミングで宿泊先を知りたがるので、早めの掲載が大事です。
台湾の親族には、案内の中国語の版を忘れないでください。
宿に聞いておくその他のこと
「団体価格は普通の予約より安いですか?」ネット予約のほうが room block より安いこともあり、それだと block を取る意味がなくなってしまいます。
「いつまでキープしてくれますか?」ホテルは通常締め切りを設けており、過ぎると部屋は解放されます。
「新郎新婦の部屋は無料になりますか?」一定の部屋数が埋まれば無料で提供してくれるホテルもたくさんあります。
ひとことで言うと
courtesy block だけを結ぶこと。そして台湾の親族は長く滞在し、親戚の家に泊まるかもしれないので、需要はあなたの見込みより低くなります。